おおきなながれぼし

 それは星降る夜の出来事…

 ようやく仕事を終えたジェフは、ペンを置くと大きく伸びをした。

 ここは国際救助隊の本部、トレーシーアイランド。 南太平洋に浮かぶ世界屈指の富豪、ジェフ・トレーシーの所有する、おおきな、おおきな島だった。 昼間は彼の息子達がそのラウンジに集うが、夜にもなれば彼ら自身の部屋に戻り、各々の休息を採るのが常だった。 いつもならジェフも彼の部屋に戻る時間だったが、その日は国際救助隊の隊長として、 救助に向かった国との調整があったりと、雑務に追われて夜遅くまで起きていたのだった。

「トレーシー様、お疲れ様です」
 ジェフしか居ないラウンジに、キラノがコーヒーを運んできた。 彼は、「君は良いから早く寝たほうが良い」というジェフの言葉を 「トレーシー様がお休みになるまで、私は眠れませんよ」と断り、起きていたのだった。
「あぁ、キラノ、ありがとう。夜遅くまで付き合わせて悪かったね。明日も早い、早く休みなさい」
 出されたコーヒーを一口飲み、ジェフは「私もたった今仕事が終わった所だ」と付け加えた。
「そうでございましたか。それでは、私もそのカップを片付けてから休ませていただきます」
「おやおや、私にだってその位のことはできる、君は早く休みなさい」
 一歩も譲らない二人だったが、それが面白く、お互いの顔に笑みが宿った。
 …そのとき


プー、プー、


 壁にかけてある、彼の息子達の写真のパネルの一つの目が光り、ブザーが鳴った。
 それは一番左側にかけてあるパネルで…

「なんだね、ジョン」
 ジェフは机の右脇にあるスイッチを押すと、パネルに向かってそう言う。 すると次の瞬間、そのパネルには彼の息子の一人、ジョンの映像が映し出された。
「パパ、大変です!」
 どんな事件が起こったときも、冷静さを忘れずに報告を行うジョンが、 今日はいくらか動揺しているように見えた。
「こんな夜中に、なにがあったんだい?」
「それが、大変なんです」
 そう言ったきり、ジェフから目をそらしたジョンだったが、やっとの事で、次の言葉を口にした。
「…巨大な流星が…地球に、近づいているんです」
「なんだって!?」
 普段平静を保ち続けているジェフが、声を荒げ、目を見開いて言った。 その様子を見、ジョンは目を細めるとはなおも報告を続けた。
「このままいくと、南アメリカ大陸に激突し、……大陸が、一つ失われてしまう程、被害が拡大する…様子です」
「そうか、それは大変だ。すぐにでも阻止せねばなるまい。 …しかし、そんなことはどのTVや新聞でもでも報道されていなかったが!?」
「えぇ、恐らく、地球上のどの天体観測所でも気が付いていない情報だと思います。 どの電波を傍受しても、それに関する話題は触れられていませんでしたから。 それに、今回の流星は大きいんですが、地球からは死角にあたるところから接近していて、 5号からようやく観測できたものなんです」



 その日、ジョンはアランと宇宙ステーションの勤務を交代したばかりだった。 ジョンは交代した後早速、彼のお気に入りの場所でもある、5号の天文観測所へと足を運んだ。 そしていつものように星を観測しながら、いつかのように新しい星を見つけたらな、 と半ば夢のような希望を抱いて望遠鏡を覗いていたのだ。 やはり地球から眺める星空の方が美しく、ジョンもそちらの方が好きではあったのだが、 5号の設備で無いと見られない星々があり、彼は時折、勤務のあいまを縫ってそこに居たのだった。 そこは、彼にしてみれば天国のような場所であった(アランは地獄のように感じていたかもしれないが)。
 さてそろそろ勤務に戻ろうかと望遠鏡から目を離そうとしたときだった。 なにか、違和感を感じたジョンは再び望遠鏡を覗き込んだ。 不思議な、尻尾を生やした天体が、あったのだ。

――流星!?

 今まで数多の彗星や流星の数々を観測してきたジョンだったが、その流星を見、その大きさ、移動の早さに圧倒された。 しかし、ジョンを驚かせたのはそれだけではなかった。 なんと、その流星の軌道上にあるのは…青く光る、水の惑星、地球だったのだから。
 (大変だ!)
 ジョンはその流星の観測を始めながら、地球に居たときの事を思い返していた。 ほんの数日前、久しぶりに会った大学時代の友人達―その多くが今は世界各地の名のある天体観測所に勤務している― はこの流星のことを言っていただろうか、知っていただろうか。 果たしてこの流星は地球から観測できるのだろうか、 墜落したら一体何処を直撃するのだろうか…。
 多くの考えが頭の中を駆け巡り、ジョンは自分でも何をしているか分からなかった。
 そして数分後、ジョンは5号のありとあらゆる設備を駆使し、 地球の観測所では感知できていない流星である事、 その流星は南アメリカを直撃し、大陸を消滅させてしまうかもしれない危険性を孕んでいることなどをようやく、 つきとめたのだった。



「パパ、その流星は驚くほど早く地球に接近しています。早く手を打たなくてはならないのですが…」
 深刻な表情で、うっすらと額に汗を浮かべながら、ジョンはそう言った。
「分かった。早くブレインズを呼んで、対策を練ろう」
「…はい、パパ」


 長く、深い夜が始まった。


「という事は、ですね。トレーシーさん」
 さっきまで研究室で新型メカの開発を行う途中でうたた寝をしていたブレインズが、 起きたての頭をフル稼働させて考えた対策を話し始めた。
「あぁ、ブレインズ。君だけが頼りなんだ。どうしたら良い?」
「それがなんですが、トレーシーさん。この場合、3つの対策が考えられます」
 深夜、緊急事態だと起こされた兄弟達もラウンジに集まり、みんなでブレインズの話に耳を傾けた (もちろんジョンも、通信をつなぎっぱなしで聞いていたわけだが)。
「まず一つ目。サンダーバード3号を発進させて、宇宙空間でその流星を破壊する」
 ブレインズが指を一本立てて説明を開始した。
「じゃぁ、今すぐにでも出動しよう!」
 3号のパイロットであるアランが、椅子から立ち上がるとそう言った。
「だけど、3号の発進には時間がかかる。3号が地球を離れた頃にはもう流星は地球に届いてしまう」
「えぇ、ジョン、その通りです。ですから、この作戦は使えない、と」
 彼独特のゆったりとした口調でそう告げられ、立ち上がったアランは所在無さげにさっきの椅子に座りなおした。
「じゃぁ、二つ目の作戦って言うのは?」
 スコットがブレインズに尋ねる。 するとブレインズは一本立てていた指を二本に増やし、
「二つ目は、対空砲を使って流星を破壊する」
 そう言った。
「対空砲?そんなものあったっけ?」
 そう言ったのはバージル。
「えぇ、そうなんです。今から作ろうと思ってたんですよねぇ」
 だぁぁぁぁ
 ブレインズのその言葉に、うなだれる一同。
「ブレインズ、できない話は良いから、もっと現実的な対策はないのかい?」
 苦笑いを浮かべ、ゴードンが尋ねた。
「…あるにはあるんです。一つだけ、地球に到達する前にその流星を破壊する作戦が」
 一転、重い口調でそう言ったブレインズ。 ブレインズに聞き返そうとするものは誰もなく、彼が口を開くのを、皆が、待っていた。


「サンダーバード5号を……流星の軌道に乗せて…その、体当たり、させるん…です」


 一瞬の静寂の後、
「なんだって!?」
「ブレインズ、それって…!」
 皆が口々に各々の心中を述べた。
「そう、つまりこの作戦にはジョンの命が関わってくるわけで…」
 すまなさそうにそういうブレインズの言葉を、ただジョンだけが、静かに、聞いていた。
「僕も、同じ事を考えていたよ。どう考えても、それ以外に思いつかない」
 いつも以上に真剣な眼差しで静かにジェフを見つめると、ジョンは続けた。
「今から南アメリカの人たちに全員非難しろというのは無理な話だ。  それに、他のサンダーバードを出動させて、どうにかなる問題じゃない。相手が大きすぎる。 万が一にも流星を砕く事ができたとして、それでもその大きな残骸が飛び散り、被害は同じ事だ。 それに、破壊に向かった人まで危険にさらされる…」
「でも、ジョンだけがみすみす死ぬ事はないだろう!?」
 もはや叫び声に近いその声で、ゴードンが、言った。 ほかの兄弟も同じ心境だったのだろう。皆一斉にジョンのパネルを見る。
「何を言っているんだ。僕だけが命を張っているわけじゃない。  スコットも、バージルも、アランも、君だって、いつも命懸けで救助活動をしている。そうじゃないのか!?」
「違わない。違わない…けど!」
「同じ事だ。それに、必ず死ぬと決まったわけじゃない」
 嘘を言っている。兄弟の誰もが気づいた。 ジョンは誰よりも宇宙を愛し、星を愛していた。 そんなジョンが、こんなに宇宙をなめたような事を言うわけがない。 いくらブレインズが設計したサンダーバードといえど、南アメリカを消滅させるほどの流星に体当たりして、 無事な訳がないのだ。

 皆が、ジョンの決意を肌で感じ、誰もが言葉を失った。

「パパ、指示をください」

 ジェフは静かに、目を閉じた。





『おおきくなったら、パパみたいな宇宙飛行士になるんだ!』

 あれはそう、私が妻を亡くして仕事を…宇宙飛行士を止めたときだった。 家の片隅に未練たらしく飾られた一枚のおおきなパネル―ジェフがはじめて月に降り立ったときの写真の前で、 ジョンは毎日のように、そう繰り返すようになっていた。
『宇宙飛行士になってどうするんだ?』
 私が聞き返せば、そんなの決まってるさ、とジョンが言う。
『パパの跡を継いで、月にステーションを作るんだ!』

 その目の輝きようといったら…それは太陽に勝るとも劣らないものだった。

『それでね、そのステーションにパパを招待するんだ!』

 にっこりと笑うジョンの優しさに、私は心がいっぱいになっていた。 ジョンはジョンなりに小さいながらも私を気づかっていてくれたのだろう。 私がNASAをやめたのは自分達のせいだと、半ば責任を感じての言葉だったかもしれない。 しかしそれは、私にとってどれだけ励みになったろうか。 ジョンがこの言葉を口にするたび、私は
『そうか、頑張ってくれよ』
そうジョンに言うのだった。





「ブレインズ、どうしてもそれしか方法はないのか!?」
 事の重大さに、耐え切れなくなってスコットが言った。
「そうだ。5号をぶつける前に、ジョンだけ救命ポットに乗り込むとか!」
「各国の軍に連絡して、地上から撃てるだけミサイルを発射してもらったら!」
 皆口々に言うが、それのどれにも、ブレインズは首を振った。
「残念ですが、その全ての場合を考慮した上で、出た結論が5号なんです。 もともと静止衛星である5号を動かすのは容易なことではありませんし、動かせたところで、当たらなければ意味がない。 ポットに乗り込むのは、不可能に近いでしょう…。 それに、各国の軍部に連絡した所で、お役所仕事ですから、ミサイルをほいほい撃てるものでもない。 その上、地球から観測できない流星ですからねぇ。そんなものを信じろって方が無理な話ですよ」

 …それまでじっとその話を聞いていたゴードンが、口をあけた。
「それじゃ、ブレインズはジョンに死ねって言っているのか!?」
 いつもの彼の、軽い口調ではなく。いつもはラウンジを笑いに包んでいたゴードンの言葉が、 ラウンジを、重苦しい空気に駆り立てていた。
「…そんなことは言っていません」
「…なっ!」
 何か言いたそうなゴードンであったが、ブレインズの言葉にさえぎられた。
「さっきからジョンも言ってるでしょう。決めるのはトレーシーさんだ」

 ラウンジにいた、全員が、ジェフに注目していた。





 …あれはいつのことだったろうか。まだ、ジョンが10にも満たない、夏の夜だったように思う。
 その夜、どうにも寝付けなかった私は、一人、庭へ出た。 すると、そこには小さなジョンの姿があったのだ。
『ジョン?こんな夜中にどうしたんだね?』
『あ、パパ』
 兄弟の誰もが、もう寝ているというのに、ジョンは一人で星空を眺めていた。
『あのね、今日のおつきさま、きれいなんだよ』
『ほう…』
 促されるままに夜空を見上げると、そこには満点の星空が一面に広がり、その真ん中に、月が美しく輝いていた。
『今日は満月か…』
『まんげつ?おつきさまじゃないの??』
 ジョンは月の満ち欠けに、名前がついていることを知らなかったのだ。
『ははは。"まんげつ"というのはおつきさまがまん丸になったときの事をいうんだよ。ちょうど今日みたいにね』
『そうなの。ぼく知らなかったよ』

 ジョンは、知らなかった事の悲しさよりも、知る事の出来た喜びをいつも見出していた。

『そらにはこんなに星があるのに、ぼくが知っているのはおつきさまだけ』
『さびいしいのかい?』
『ううん。これからたくさん、おほしさまのことも勉強できる。それがとっても楽しみなんだ!』

 ジョンは、そういう子供だった。
 その、希望にみちた横顔を見て、私はひとつのことを決めた。
『ジョン、ちょっとパパについてきなさい』
 突然の私の言葉に、一瞬戸惑ったジョンだったが、笑顔で言った。
『はい、パパ!』

 私はジョンを書斎に呼ぶと、少し待っていてくれ、と言うと、本棚の奥から一冊の古ぼけた本を取り出した。 それは薄汚れた水色のぶ厚い、
『…すたぁず?』
『そう、"stars"だ』
 表紙にそう書かれた本だった。
『これをジョンにあげよう。少し古いが、ジョンが星の勉強をするにはちょうど良い内容のはずだ』
 それを受け取った時のジョンの顔を、私は決して忘れないだろう。
『いいの?だってパパの大切なものなんでしょう?』
『良いんだ。…それはね、パパがパパのパパから貰った本なんだ。パパも小さい頃から星が好きでね。 ジョンのように毎日星を見上げていた。そんなときにパパのパパに買ってもらったんだよ。 だから、ジョンに貰ってほしいんだ。…持てるかい?重いよ』
 そのぶ厚い本の重みを全てジョンに託すと、ジョンはそれをよろけながらも抱えるようにしっかりと抱き、笑顔で言った。
『ありがとう、パパ』
…と。

 その後ジョンは、ハーバード大学へ進み、本格的な星の研究をするまでになった。 ジョンの傍らには、いつもあの子供向けの本があり…。 友人達から何か言われようとも、決してその本を離すことはなかった。 結局、国際救助隊を結成する事もあって、ジョンは月にステーションを作る事はできなかったわけだが…

 私はそんなジョンのひたむきな姿をずっと見てきた。
 自慢の、可愛い、息子だった。





「パパ、パパ!!早くしないと間に合わなくなります。早く、指令をください」
 ジョンの真っ直ぐな瞳を、見返すことはできなかった。
「あぁ、ジョン。しかし私は…」
「数億人の人々を見殺しにするっていうんですか!?」
「……」

「パパ、パパ……・・・ ・  ・





***********************






「パパ、パパ…」
「私には決められんよ、ジョン」
 ジェフはようやくの事でそういった。 しかしそこには…
「パパ?どうしたんです??」
 きょとんとした顔のジョンが、不安げにジェフの顔を覗きこんでいた。
「ジョン!?どうしたんだ、宇宙ステーションにいたのではなかったのか? そうだ、流星が地球に突っ込むんだ、何とかしないと…!」
「パパ、疲れているんですね。よく周りを見渡して御覧なさいよ」
「…え?」
 目の前にいるジョンにそう言われて辺りを見回せば。 そこはラウンジではなく、ジェフ自身の部屋で、ジェフは寝巻きでベットに横たわっていた。
「酷くうなされていましたよ。大丈夫ですか」


「……夢、だったのか」


 ジェフはようやく気が付き、その胸をなでおろした。

「少し休んでいたほうが良いんじゃないですか?パパは働きすぎだから…」
 ジョンは笑顔でそういうと、キラノが美味しい朝食作って待っててくれますよ、と付け加えた。

 ジョンの方がよっぽど、私よりも長い時間働き、よっぽど休んでいないというのに…。
「強くなった」
「え?今何か言いました?」
「いや、なんでもないんだ。さて、朝食に行こう」
「はい!」


 そのまぶしいくらい輝いたジョンの笑顔を見ながら…

 それでも私は、もし、流星が地球に衝突するとしたら…
 選ぶだろう。選らばなければならない。

 答えなんか、初めから決まっていた。
 それはもちろん…

「パパ早く!」
 ジョンのよく通る、爽やかな声が、ジェフに届いていた。



END----


あとがき
 なへめろの送る、初・TBテキスト…。いかがでしたか? …ていうかジョンでしゃばりすぎですね…。私の趣味が前面に押し出されてしまって申し訳ないです(^^;

 もともとこの話は、某サイト様で、ジェリー氏の作品の「謎の円盤UFO」に登場する 「ジョニー(本名:ジョン)」というキャラクターが地球防衛のために死んでいく話があった、という文を見かけて思いついた話です。

 …UFOにも「ジョン」が出ていたのですね。ジェリーさん、「ジョン」がここまで嫌いだったとは…。 おみそれしました(でも嫌いな割に何でこんなにでてくるんだろう?)。


 これをTBでやったらどんな感じになるんだろうか…。 と思いをめぐらせていくうちに、国際救助隊隊長としてのジェフと、息子達の父親としてのジェフとの葛藤を描いてみたくなりました。 なにしろ、書いてる本人の人生経験が不十分なものでありきたりなものになってしまいましたけど(^^;…。

 本当にこんな場面に出くわしたら、ジェフはどんな判断を下すのだろうか。 家族はどんな気持ちでいるのだろうか…。

 TBでは「人災」ばかりを取り扱っていたので、こういった「天災」はお門違いだったかもしれません。

 でも、皆さんだったらジェフはどうしたと思います?
 私自身は考えられなくて夢オチという姑息な手段に逃れましたが(笑)


 最後に言い訳をば…

 天文関係には詳しくない(判る星座はオリオン座くらい…/苦笑)ので、変な記述多いと思うし、 なにより、TB5号は動くのか!?という話の核までいい加減です…; ジョンの過去なんて勝手に作っちゃったし。 その上もっとジェフは兄弟に平等に優しく、厳しかったはず!と思ってはいたものの…。

 次に何か書くことがあれば、今度こそしっかり書きたいな…と。
ていうか、所詮ギャグ頭しか持ってない私にシリアスは無理でしたね(苦笑)
これからは分をわきまえてみようかと思います(^^;

 それでは、乱文にて、失礼いたしました〜



2003/8/20 なへめろ
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